以前から噂になっていたリフトアップ新規制について調査を続けてきました。
ようやく詳細が判明してきました。
22ページも及ぶ難解な資料を読み解いた担当に感謝。
普段から、当社製品の車検に関する確認や、構造変更事前申請済み書類を取得してくれています。
以下、あくまでも当社担当の見解であり、正解ではないことをご了承ください。
また、全国の検査官の判断も異なる場合がございます。
まず突入防止装置について。
ジムニーの場合はどうやらリアバンパーそのものが装置と認識されるようです。
もちろんこれも確実に自信があるわけではないことをご了承ください。
リアバンパーの一番下側から地面までの距離が600mm以下であること。
これは予想外。
これが間違いないのであれば150mm程度猶予があることになり、3インチUPも十分OK。
(ただし、直前直左を含む他の項目に抵触しないこと)
ただし、安心できないのはリアバンパーそのものが”突入防止装置”として認識されていること。
リアバンパーを交換したり改造した場合、どう判断されるかは現時点では判断できません。
今回の調査でバンパーが突入防止装置とみなされる”可能性”を考慮していますが、100%とは言い切れません。
堅牢なものであるべきと考えれば、バンパー裏のバーとも考えられます。
その場合は上げシロは数センチ程度になります。
今後も継続して調べます。
また、ラダーフレーム車とモノコック車で規制内容が変わります。
キャリートラックは未確定情報ながら、フレーム構造と認識される可能性が残っています。
(絶対ではありません)
一方、ハイゼットトラックはモノコックに分類される可能性が高い。
モノコック車も絶対安心とも言い切れません。
こちらはまだ詳細把握していませんが、一定のルールが存在することを確認。
以前から存在したもの、新しく付け加えられたものが混在しているようです。
年式による規制の対象も注意点。
生産年数が平成27年7月までは不問ですが、以降~令和元年9月までは以下の規制。
奥行き600mm、高さ700mm以下。
②令和元年9月以降、令和3年9月までに型式指定を受けた車両。
先ほども説明させていただいた通り、奥行き450mm、高さ600mm以下。
当社のリフトアップキットは基本的に純正プラスアルファを狙っています。
極力純正部品を活かすことで耐久性を維持し、駆動系へのダメージを最小限に抑えるキットを目指しています。
結果的に大半のキットは4ナンバー、軽自動車枠を維持しながら、通常検査で通過。
一部のリーフなども手続きが簡素化される事前申請済み構造変更書類を発行対応。
当社では頼もしいベテランたちがウロウロしています。
若い頃から純粋にクルマ遊びをしてきた人たちの知識、技術、経験はまさにプライスレス。
それにしてもやることが山盛り…
今日も営業しているどころか、新商品開発。
明日も出社で新商品会議!(昼まで)
そして金曜日からは大人の夏休み@イーカスタムさん!